人生の再出発を考えるアラフォー母

子育て中にスピリチュアルと自己啓発にはまった主婦が自己変革と社会変革のために変わっていきます

私の「二度と働きたくない」を変えたもの(2)

 

 

前回、母の影響で「働くことはめっちゃ大変だ」と思って育ってきたことを書きました。一方で「専業主婦になればよい」という教育は受けてきませんでした。

うちの母自体が当時の田舎ではめずらしく東京の私立大学まで進学していた、つまり祖父母が「これからは女も学をつけて働くべきだ」という考えだったようで、叔母たちは大学まで進学はしていないとはいえ、母も叔母たちも定年近くまでフルタイムで働きながら子育てしていました。

 

ですので、うちの実家では「専業主婦(笑)」というような雰囲気があり、当然働いて社会で活躍することを前提に私の教育に力を入れてきたわけです。

私は前回記事にしたように自分の身を守るために(ある種逃げではありますが)仕事をやめ、専業主婦になりました。

しかし、前述のように「専業主婦なんて存在は意味がわからない」とずっと思っていました。

 ずいぶん昔の本ですが、

くたばれ!専業主婦

くたばれ!専業主婦

 

 

こんな本を読んだり(内容はほぼ忘れた。でも好感は持てなかった気がする)、

『未婚の母になって子育ても仕事も女性一人でやり遂げられると証明したい!』と息まいてた時期もありました。

なので、専業主婦に逃げたはいいけど存在意義を感じられないという矛盾を感じながら生活していました。

基本的に私の頭の中は育児と家庭を両立している人の味方です。これは自分の成育歴だけでなく福祉を勉強してきたり、「子育て支援を推進したい」という立場からあえてそうしている部分もあります。

一方でそれは育休中でもなく子どもが大きくなったら仕事に復帰しようと思っているわけでもなかった自分を自分で否定しているように感じていました。

フルタイムでは働きたくない(働く自信がない)、でも働いてる人は尊重すべき、

育児も家事も得意ではない、でも自分には仕事と両立する甲斐性もない、

専業主婦がバッシングされても落ち込むし

ワ―ママがバッシングされても腹が立つ。

なんだかよくわかんないけど、女に対する扱いのひどさに辟易としつつ

一方でどちらのことも敵対視したりもしながら

「なんで世の中の半数の子育て女性は仕事しがなら子育てもできてるんだろう」

「なんで世の中の半数の子育て女性は1日中子どもとずっと一緒にいて平気なんだろう」

と働いてるわけでもなく、かといって子育てを「あたりまえに」こなせるわけでもない自分の価値をどんどん低く見るようになっていました。

 

とにかくワンオペでの育児が大変だった。平日はまだしも土日が地獄。

夫との仲もどんどん悪くなったし。

 

ま、結論言うまで回りくどくなりましたが

育児の大変さ>働く大変さ

という図式に変わったわけです。

この「育児」の中には夫がクソだということやママ友付き合いも含まれます。加えて二人目が欲しかったけど不妊治療がうまくいかず、断念したことも大きいです。確実にこの先二人目妊娠報告が続々となされるであろうことは想像できたので(事実そうなった)、私の豆腐メンタルでは耐えられないだろうと踏んで予防線を張る必要があった。

 

そんなこんなで仕事から逃げた私は、今度育児から逃げるために仕事をすることになったわけでした。その時娘1歳半。都内激戦区のため認可はもちろん無理ですが、たまたま運よくタイミングがあい認証保育園に滑り込めたので、1歳児クラスから保育園に通ってました。週5日保育のうち、2日は仕事、2日は自分の時間、残り1日はママ友と子連れで遊んだりして休ませたり。

これだと「土日いれたらい週4日も休めるじゃん!」と思われがちですが、ワンオペ育児では土日は休みじゃありませーん!!むしろ仕事以上にハードですよ。

 

今もフルタイムではなく週2~3日しか働いてません。それでも保育園から幼稚園に移って時間が限られてかなり忙しく感じます。

専業主婦ではないけどフルタイムではない、というのも結構中途半端なもので、どちらにも共感しにくいし共感されにくい、微妙な立場だと思います。

この先フルタイムで働くことは考えていません。かといってまた専業主婦になることもない気がします。だからこそ今自分に合ったちょうどいい働き方ってものを模索しているところなわけです。

 

 専業主婦を経験してみた今、専業主婦のことを尊敬するようになりました。もちろんワ―ママもですが、どちらも私にはできないことをやっているからです。

 私は出産前からいかに手抜き育児をするかに命をかけて情報収集してたので、家事も育児も相当適当です。出産前は幼稚園まで3年待てばいい、って思ってたけど実質4年近いんですよ。1歳過ぎれば昼寝も減り歩けるようになれば移動範囲も広がるし、相手をしなきゃいけない時間も格段に増える。3歳近くなってようやく楽できるかなーってくらいにだいたい二人目妊娠してまたもう1巡。人によっては3巡。何年も何年も自分より子ども優先でそれに耐えられるってのがもう、すごい。育児しつつ家事してママ友付き合いして人によっては義両親のことおもてなしして・・・正直、社畜の家庭版か?ってくらい皆訓練されててその忍耐力に恐れ入ります。家庭の中だけで回してたらもったいないよ、ほんと。

 

だから専業主婦かフルタイムか?の二極じゃないあり方ってのがこれからはもっと必要ですよね。

専業主婦・・・いまだに3歳児神話に囚われて居る人。私と同じく逃げた人。育児と家事が好き、向いてる人。働きたいけど保育園入れず待機してるなどしょうがなくやってる人。どこに属しているかで対策が多少異なるが、これからは活かす道がいくらでもある!

 

フルタイムママ・・・働きたくないけど経済的事情で働かざるを得ない人、私と同じく育児から逃げた人、保活の都合上フルタイムにせざるを得なかった人や早く復帰しなきゃいけなかった人、仕事が大好きでフルで働く以外考えつかないという人。どこに属しているかで対策が多少(以下略。

 

いずれも社会を変えれば我慢する必要がなくなることはある。保育園が整備されればフルタイムじゃなくても預けられたり、逆に育休を長く取れれば早く復帰する必要がなかったり。

一方で自分の思考を変えることで変えられることもたくさんあると思う。

「子どもは3歳まで母が専業主婦として家で育てないと愛情不足になる」

「早く仕事に復帰しないとキャリアがもったいない、出世できない」

「私は取り立てて得意なこともないから社会に出ても役に立たない」

「育児してても男性と同等に働かないとなめられる」

などといった価値観が、本当に自分自身の本心から生まれたものなのか?

実はそう思い込まされてるだけでまったく根拠がない、とか

今まで見てなかっただけで選択肢はいくらでもあったりとか、ちょっと目線を変えるだけで気づける、変われることもたくさんある。

 

 

ホント女性ばっかり割食うな~と思うことだらけだけど、その分ふり幅も大きくて いずれ得るものも大きい気がします。これからどんどん女性は変わると思います。良い方に。