何者でもない自分の記録

ブログタイトルはちょくちょく変わります

泣いちゃだめ、という固定観念

今朝娘に聞かれました

「どうしておばあちゃん、

大人なのに泣いてたの?」

先月父が亡くなり納棺やらお葬式やらで

大人が泣く姿をみてそう思ってたようです。

おじいちゃんがいなくなって寂しいからだよ、

とか、

もっとおじいちゃんといたかったからだよ

とか教えてたんだけど、そしたら

「◯ちゃんは泣かなかったよ!

だって写真で見れるもん!」

と自慢気(笑)

 

そこで気づいた。

そうか。まだ死ぬことを理解してなくて

悲しくないのではなく、普段

「痛いけど泣かなかったね。えらいね」

「もう4歳なんだからそんなに泣かないの」

とか言われてるから

おじいちゃんが死んでも

泣かないのがお姉さんなんだ、

と思ったのかー。

 

うちの娘は私のhspを受け継いでる。

多分。

だから感受性が高くて

まだ2歳にもなる前に

トトロみて泣いてた。

お話が終わるのが寂しいという理由だけど。

 

なので本来人一倍

嬉し泣きとか

悔し泣きとかするタイプだと思うんだけど

泣かないのが偉い、おねえさんだ

と大人が植え付けたばっかりに

大事な人が亡くなっても泣けないなんて

それこそ悲しいことではないか。

 

大人だって泣くんだから

悔しいときや怒ったときとか

泣いたっていいんだよ

と娘には言いましたが

ホントはそれ、自分に向けて一番言いたいこと。

 

人一倍涙腺が弱いのに

人前で泣くのは一人前じゃない

カッコ悪い

弱味を見せてはいけない

と、それこそ子どもの頃から思い込んできたので戦略的にしか泣けません。

せめて、

泣きたいくらい◯◯(悲しい、怖い等々)

と感じた自分

を受け止めていきたいです。