何者でもない自分の記録

ブログタイトルはちょくちょく変わります

レスで妊娠した話を知って確信したこと

昔なら処女受胎とでもいうんですかね。

セックスレスで妊娠したという本が出ると聞き、

早速ブログを読みに行きました。

ちなみに今、

不食の弁護士の本を読んでいるんですが

性行為せずに妊娠することも

全く飲食せずに生きている人がいることも

赤ちゃんはママを選んで生まれてくる話も

スピの世界に足を踏み入れてからは

ものすごく簡単に

すーっと受け入れられるようになりました。

もともと科学者(の卵)でしたから

そういった類のものは

全否定してたのに

180度世界が変わった(物の見方が変わった)ので

不思議なものです。

 

前に書いたかもしれませんが

我が家は結婚前からセックスレスです。

不妊治療が必要になったのも

確かに抗がん剤治療のため、というのもありましたが

そもそもはセックスレスだったから

人工授精~体外受精しなければ物理的にできなかったわけです。

今思うと、そんな夫婦の関係があったからこそ

乳がんという病気が私に生まれ

体外受精胚盤胞凍結という手段をとれるような状況になったのかもしれません。

 

ちなみに、

凍結卵で二人目も挑戦しましたが

どの胚盤胞も分割が進まず結果着床しませんでした。

シリンジ法も半年ほど試しましたが

期間限定と決めていたので、結果が出なかったからやめました。

抗がん剤のハンデがあったとしてもその頃はまだ38歳だったので

有名な不妊クリニックとか通えば妊娠も可能だったかもしれません。

 

ただ、そこまで身を削ってお金も使って治療するくらいなら、

特別養子縁組か里親になって既に存在する子どものために

養育能力を使った方がいい、それが児童福祉を勉強してきた自分の使命だと

強く思っていたし、今もそう思っています。

障害のある子だったらむしろ来てくれた方がいいくらいです。

だから自分で産むというエゴを手放しました。

 

先日不妊治療中の人が集まるイベントに参加する機会がありました。

自分も同じような状況だったから

すごく共感できる反面、

「早く『自分で産みたい』とか『夫の遺伝子を~』とかいう観念から

解放されて楽になればいいのに。産むことより育てることに

エネルギーもお金(お金もエネルギーだけどね)も使えばいいのに」

要するに治療やめてとっとと特別養子縁組進めれば?と思ってしまいました。

 

私もまだ完全に執着がなくなったわけではなくて

子ども二人連れてる人見ると色々思ってしまうし

(でも三人連れには全く羨ましさを感じない)

ママ友グループでみーんな同じ時期に2人目できて

うちだけ一人っ子って状況に居心地悪く感じたり

 執着があるからこそ

私の使命は~~~って熱く語っちゃうんだとは思いますよ。

でもやはりその渦中にいる人を見ると

別の形で幸せになれるはずなのに~と思ってしまいます。

 

赤ちゃんがママを選んでくるって話をきくと

子どもができない人にとってすごく辛い話で

「私は選んでもらえないんだ…!」って思っちゃうんですが

機能的な問題でできない場合、

それでもこのママのところに行きたい!

って赤ちゃんが思ったら、遠回りになるけど

 「この女性のお腹に入ったら育てられないからきっと

養子に出すね。そしたらあのママのところに

子どもとして行くことができる♡」って

計算してくることもあると思います。

 

だから、私のところに来たい!という魂があったとしたら

卵巣が老化してようが子宮の居心地が悪かろうが

セックスレスだろうが離婚してようが

来るときは来る(妊娠する)んだな、と思います。

 

もしくはなんかいろんなタイミングとかが合って

養子や里子という形でやってくるかもしれない。

だけど

それは私がコントロールできることではないなと。

逆に、それでも来ないんだとしたら

母親として失格だからとか

うちに来たいと思う赤ちゃんがいないということではなく、

私自身が

「今生は子ども一人。それ以上育てると

本当にやりたい使命が達成できない」からと

この世に生まれる前に決めてきたんだと思います。

だからどちらにしてもコントロールできない。

 

私は自分が何を目的に生まれたか、自分でわからないので

人に鑑定してもらったりしています。

人によって言うことが違うので確信はもてませんが

死んだ後にはわかると思います(笑)

 

まあ、一つだけ言えることは

私は子育て向いてない(笑)